[[Saturn]]

*イアペトゥス(Iapetus)
[[&ref(Iapetus.jpg,nolink);:http://www.solarviews.com/cap/sat/iapetus2.htm]]

土星 IV
#contents

**イアペトゥスについてわかっていること
イアペトゥスは土星に知られている17番目の衛星で、3番目に大きいです:
 土星からの距離:3,561,300 km
           直径:1460 km
           質量:1.88e21 kg

「アイアピタス 」と発音します。

ギリシャ神話では、イアペトゥスは巨人族で、ウラヌスの息子、プロメテウスとアトラスの父で、人類の祖先とされています。

1671年、カッシーニによって発見されました。

イアペトゥスの密度は1.1で、ほとんど水性の氷でできていると思われます。

イアペトゥスの半球の 前方面と 後方面は、全く異なっています。 前方面のアルベド値は0.03~0.05で油煙の様に黒いのですが、後方面はアルベド値0.3から0.5で[[エウロパ>Europa]]と同じくらい明るいのです。この差は非常に大きく、カッシーニは'''イアペトゥスが土星の一方にあるときは見えるが、他方にあるときは見えない'''と記載しています。

このことの説明の一つは、前方面は、[[フェーベ>Phoebe]]からはじき出された物質で覆われている、というものです。しかし、イアペトゥスの前方面の色は、必ずしもフェーベの色と一致しません。もう一つの可能性は、何らかのイアペトゥスの内部の活動的プロセスが原因である、というものです。問題は両方の半球の境界線が、説明できないくらい明瞭であるという点です。[[&ref(iapetus1.gif,nolink);:http://www.solarviews.com/cap/sat/iapetus1.htm]]

イアペトゥスと [[フェーベ>Pheobe]]以外の[[土星>Saturn]]の衛星は、ほとんど土星の赤道面と同じ平面にあります。イアペトゥスは約15度傾いています。

**イアペトゥスに関するもっと詳しい情報
-[[ロスアラモス国立研究所(LANL):http://www.solarviews.com/eng/iapetus.htm]]から

**未解決の問題
-二つの半球は、どうしてこのように異なっているのでしょうか?
-なぜ、イアペトゥスの軌道面は、他の衛星の軌道面と違うのでしょうか?
-カッシーニからの[[イアペトゥスの画像:http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/multimedia/pia06100.html]]